今回は、私のプロフィールについて紹介させていただこうと思います。
私の子どものころ
私が中学2年生だった時、父と母が今まで共稼ぎで一生懸命働いて貯えてきた貯金をはたいて、会社の社宅からこの知らないS市の地にマイホームを買い求めました。
その新居で家族6人の新しい生活が始まるという夢と希望に胸をふくらませ、少し不安な気持ちが入り混じりながらも、新しい人生の出発になるはずでした。
そんな矢先、家族の夢は一瞬のうちに消え去りました。
買ったはずのマイホームが詐欺に遭ってしまったのです。
家族6人、その家に一日住んだだけで、翌日から借家に逆戻りの生活を強いられました。
その時、父は、私たち家族に
「これから苦労をかけるけど許してくれ。こんなバカなお父さんを許してくれ。」
と、私たち家族を前に両手をついて涙していました。
そんなひどい目に遭いましたが、私はこの時、父の家族に対する優しい思いやりの深さをとても感じました。
それから父は格別優しくなったというわけではありませんでした。
が、自分のやったことに対する責任を果たすかのように40代半ばにして再就職をし、気苦労も多かったでしょうが、何の愚痴も言わずに働き続けました。
時には羽目を外して叫びたくなることもあったのかもしれません。
私は中学2年生の時にこんな人生の体験をし、父のように真面目に一生懸命働く人々に安心して安い価格でマイホームを提供できる会社を創るのだと決心したのである。
住まいづくりを始めて
それから15年後、私は29才の時に念願叶って注文住宅の工務店として独立できました。
そして独立して51年、実際に多くの幸福を生む住まいを造り、その数は1,000件を超えます。
家族の一人一人が手に手を取り合って喜んでいただけるような住まいを造ってきました。
住まいは環境とも言われます。
人間の一番身近な環境、それが住まいです。
環境だからこそ、住まいとは、そこに住む家族一人一人の精神作用に影響を及ぼすのです。
また家族同士の労り・思いやり・感謝の心も住まいの中で育まれていきます。
私はいつも自分の問いかけ、住宅づくりの大切さをかみしめています。
そしてそれをするたびに、昔のあの出来事も、
苦難の中で家族の大切さ、家族の幸せを与えてくれた父親に感謝しても感謝しきれるものではない、
決して忘れてはいけないものとして心に残っているのです。
80才の今の私
私は今年の5月で80才になりました。
そして80才でもう一度生まれ変わり、残りの人生を楽しく笑いの人生にしたいと思って、どうしたらそのような人生を歩めるのか、いまだに模索しています。
私は、一般の高齢者と違って、昼間は本業の仕事・住宅のリフォームの仕事をしています。
どのように過ごしたら、本業も楽しく、笑いの人生を取り入れた仕事になるのだろうか。
そしてせっかくであらば、お客様の人生も楽しく、笑いのあふれるものにしたいと思っています。
まず自分が生まれ変わるには自分の人生を生きる意味、楽しみ方、
笑いの人生になるには自分のこれからの人生の考え方・生き方・幸せな人生とはということを真剣に自分と向き合って生きたいと思ってます。
そのため、今は自分の気持ちがコロコロ変わることが多いのです。
それはマインドが最高になるためのヒントを探しているからです。
その時その時の状態のヒント・種・あるいは決意を自分のカラダに植え付けていけば、自分の最高の状態が芽を出してくれるのではないか
興味のあることをどんどん体験していけば、それが私の中で芽吹き、徐々に新しい自分になれるのではないか
そんな期待をしております。
生まれ変わるのだから、新しいことにどんどん挑戦していく気持ちを持っていきたいと思っています。
なぜそう思うかと思うと、宗教ではないですが、自分の生活の中に「祈り」というものを取り入れていきたいと思っているからです。
そうすれば自分の願っているものが叶うのではないか、
宇宙の神様が応援してくれるのではないかとちょっと期待をしているのです。
最後に
以上が私の簡単なプロフィールです。
今後ブログで色々発信していきたいと思っているので、皆さんに私についても知っていただけると幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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